こんにちは、ぜきおです。
資産形成について調べていると、よく目にする言葉があります。
「コア資産はS&P500かオルカン」
投資初心者から長期投資家まで、多くの人がこの2つを資産運用の中心に据えています。
しかし、初めて聞く人にとっては疑問も多いはずです。
- なぜこの2つなのか?
- 数千ある投資商品の中で本当にベストなのか?
- S&P500とオルカンはどちらを選べばいいのか?
この記事では
- コア資産とは何か
- なぜS&P500やオルカンが推奨されるのか
- インデックス投資が長期投資に向いている理由
を初心者にもわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- コア資産の意味
- S&P500とオルカンの違い
- インデックス投資が長期投資に向いている理由
- 信託報酬や国別構成の実例

コア資産とは?資産運用の基本
資産運用ではよく
コア・サテライト戦略という考え方が使われます。
| 資産 | 役割 |
|---|---|
| コア | 長期で安定的に資産を増やす土台 |
| サテライト | 成長性を狙う追加投資 |
一般的なポートフォリオのイメージは
- コア:70〜90%
- サテライト:10〜30%
です。
コア資産に求められる条件は主に3つあります。
- 長期投資に向いている
- 分散投資が効いている
- 低コスト
この条件を満たす代表例が
S&P500
オルカン(全世界株式)
です。
S&P500とは?アメリカを代表する株価指数
S&P500は、アメリカの代表的な株価指数です。
アメリカの主要企業
約500社で構成されています。
代表的な企業には
- Apple
- Microsoft
- Amazon
- Alphabet(Google)
- NVIDIA
- Meta
など、世界トップクラスの企業が含まれています。
つまりS&P500は
世界経済の中心企業にまとめて投資できる指数
と言えます。
オルカン(全世界株式)とは?
オルカンとは
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
の略称です。
このファンドは
MSCI ACWI(All Country World Index)
という指数に連動しています。
投資対象は
- 米国
- 欧州
- 日本
- 新興国
- その他先進国
など、世界中の株式です。
組み入れ企業数は
約3,000社以上
つまり
世界経済そのものに投資する商品
と言えます。
オルカンの国別構成
オルカンは世界中に分散投資されていますが、
実際にはアメリカの割合が大きいのが特徴です。
| 国 | 構成比 |
|---|---|
| 米国 | 約60% |
| 日本 | 約6% |
| イギリス | 約4% |
| フランス | 約3% |
| カナダ | 約3% |
| その他先進国 | 約12% |
| 新興国 | 約12% |
つまり
オルカン=米国中心+世界分散
という構造になっています。
なぜS&P500やオルカンがコア資産として推奨されるのか
主な理由は5つあります。
① 長期的に成長してきた実績
株式市場は長期的に成長してきました。
特にアメリカ株は
年平均6〜7%程度のリターン
と言われています。
短期では下落もありますが、
- 技術革新
- 人口増加
- 経済成長
によって長期では拡大してきました。
S&P500はその恩恵を直接受ける指数です。
② 世界トップ企業に分散投資できる
個別株投資では
- 企業倒産
- 業績悪化
- 不祥事
などのリスクがあります。
しかしS&P500やオルカンでは
数百〜数千の企業に分散投資
しています。
つまり
1社がダメになっても全体への影響は小さい
というメリットがあります。
③ 低コスト
インデックス投資は
信託報酬が非常に低い
のが特徴です。
人気の投資信託
eMAXIS Slimシリーズの信託報酬は次の通りです。
| 投資信託 | 信託報酬(税込) |
|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 年0.05775%以内 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 年0.09372%以内 |
これは
アクティブファンド(1〜2%)
と比べると圧倒的に低い水準です。
長期投資では
コスト差=リターン差
になります。
④ 多くのアクティブファンドより成績が良い
多くの研究で
インデックス投資はプロ投資家に勝つ
と言われています。
理由は
- 手数料が低い
- 売買が少ない
- 市場平均をそのまま取れる
からです。
長期データでも
多くのアクティブファンドは指数に負けています。
⑤ 投資判断がシンプル
投資で失敗する原因の多くは
頻繁な売買
です。
例えば
- 高値で買う
- 暴落で売る
- テーマ株に飛びつく
など。
S&P500やオルカンをコアにすると
積み立て続けるだけ
になります。
これは長期投資において
非常に大きなメリットです。
S&P500とオルカンはどちらがおすすめ?
これはよく議論になります。
結論としては
どちらも長期投資に向いています。
それぞれの特徴は次の通りです。
S&P500
メリット
- 世界最強経済(アメリカ)に集中投資
- 過去リターンが高い
デメリット
- 国の分散が少ない
オルカン
メリット
- 世界全体に分散投資
- 国リスクを分散できる
デメリット
- 米国以外の低成長地域も含む
初心者におすすめの投資信託
コア資産としてよく使われるのは
- eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
です。
どちらも
- 低コスト
- 純資産が大きい
- 投資家人気が高い
という特徴があります。
ちなみに私は2018年からコアではS&P500に、妻はオルカンに投資しています。
コア資産は長期投資が前提
コア資産のポイントは
長期で持つこと
です。
目安としては
- 10年
- 20年
- 30年
短期の値動きに一喜一憂せず
積み立て続ける
ことが重要です。
実際に私にも「なんとなくみんな言うから」、「Youtubeのインフルエンサーが言っていたから」という理由で投資している友人もいますが、それだといつか株価の大きな変動があったときに焦って売却してしまい、結果として、その後の上昇を逃してしまう可能性があります。
長期で持ち続けるには、S&P500にしろ、オルカンにしろ、それ以外にしろ必ず一度自分でも検討して納得したうえで積み立てることが大事です。
まとめ
S&P500やオルカンがコア資産として推奨される理由は次の通りです。
- 長期成長の実績
- 分散投資
- 低コスト
- シンプルな運用
- 多くのプロにも勝つ可能性
資産形成の基本は
長期・積立・分散
その中心となる投資として
S&P500やオルカンは非常に優れた選択肢
と言えるでしょう。


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